多摩川ボート “女王”平山智加がレディースチャンピオン初制覇! 賞金ランクも5人抜きでトップに浮上

2020年8月10日 19時32分

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第34回レディースチャンピオンを制し、両手でVサインをつくる平山智加

第34回レディースチャンピオンを制し、両手でVサインをつくる平山智加

  • 第34回レディースチャンピオンを制し、両手でVサインをつくる平山智加
 多摩川ボートのプレミアムG1「第34回レディースチャンピオン」は10日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、2号艇の平山智加(35)=香川=が2コースからコンマ20のSでまくりを決め、2013年・クイーンズクライマックス以来G1通算3回目でこの大会は初優勝。賞金1100万円を獲得して女子同ランクはトップに浮上した。2着はインから態勢を立て直して踏ん張った守屋美穂、3周1Mで桜本あゆみに競り勝った細川裕子が3着に入った。
女王の名にふさわしい圧倒的強さだった。人気を集めたインの守屋を2コースからジカまくりで撃破した平山がレディースチャンピオン初制覇。「本当に取りたいタイトルだったし、チャンスが巡ってきて取れて本当にうれしい」と会心のスマイルだ。
 イチかバチかの作戦だった。通常、2コースなら差しがセオリー。しかし、平山は1Mでまくりを選択。その理由を「ボートが差しの向きじゃなかった。差すに差せないし、ツケ回ろうと思って。体が勝手に反応しましたね」と、混合戦を含むG1で2勝の実力者ならではの判断で、ヴィクトリーロードを切り開いた。
 2008年に同支部の先輩・福田雅一と結婚。2人の子宝にも恵まれた。家族ができたことで「守るべきものが増えて気持ちも強くなりましたね。子供を家に置いてきているので、1分1秒を無駄にしたくないと思うようになりました」と仕事への向き合い方に変化が訪れ、「家族が支えてくれているからここにいる。旦那さんは大変だと思うけど(笑)。感謝したいですね」と頭を下げた。
 この優勝で女子賞金ランクはレース前の6位から5人抜きでトップに浮上。全体でのランクも34位に上がり、来年のクラシック出場権利も得た。「SGはかなりのブランク(16年・ダービー以来)がある。でも、目指すべきところはそこで活躍したいと思っています。気を引き締めていきたいと思います」。母となり、また一つ勲章を手にした平山の最強伝説が再び始まった。

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