カラオケ 富山でクラスター 魚津で6人 県認定

2020年8月10日 05時00分 (8月10日 12時02分更新)

市長 高齢者行事の自粛 要請


 富山県は九日、魚津市内の飲食店で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したことを明らかにした。七月二十九日〜八月四日に昼に順次来店した男性六人が感染した。六人は常連客で、一時間〜一時間半程度、カラオケを利用していた。県内でのクラスターの発生は四件目。富山市以外では初めて。
 八日に感染が確認された十一人のうち魚津市の七十代男性二人が、既に感染が分かっている同市の六十代男性と同じ時間帯に飲食店でカラオケを利用したことが分かった。六人はそれぞれ二十九日、八月一日、三日、四日に訪れていた。
 この飲食店は昼のみの営業。店名は公表していない。店は席の間隔を一メートル以上空け、営業中はドアを開けて換気をするなど対策を講じていた。客がマスクを着用していたかは確認できていない。マイクは使うごとに消毒していたという。店は五日に営業をやめ、消毒を済ました。感染した六人を含めた常連客は二十二人で、店長を含む十四人が陰性だった。残り二人は今後検査する。
 魚津市内では五〜八日にクラスターを含めて十人の感染者が確認された。このうち七人が六十歳以上。村椿晃市長は九日、市役所で臨時会見し「魚津市のような小さな町で短期間に二桁の感染者が確認されたことは非常にショックで、大変な危機感を覚える」と語った。高齢者に感染者が集中しているため高齢者が集まる行事の自粛を求めた。
 一方、飲食店等の事業者には感染防止対策に関連する経費の助成を拡充することも発表した。村椿市長は「魚津市にとって飲食店が魅力の一つ。感染防止策には万全をとってほしい」と説明した。

県内 3人の陽性確認


 このほか、県は九日、新たに富山市の三十代と魚津市の七十代と九十代のいずれも女性の計三人の感染を確認したと発表した。新規感染者の確認は十一日連続で、県内の感染者数は計二百八十五人。魚津市は計十二人となった。

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