父は元ドラゴンズ選手 ボクシングの早川教文がKO勝ちデビュー「まずは次」元球児で高校時代にラグビーも経験【中日本新人王準決勝】

2020年8月9日 17時30分

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デビュー戦で1ラウンドKO勝ちした早川教文(右)

デビュー戦で1ラウンドKO勝ちした早川教文(右)

  • デビュー戦で1ラウンドKO勝ちした早川教文(右)
 ボクシングの中日本新人王準決勝が9日、愛知県刈谷市あいおいホールで行われ、ミドル級では早川教文(26)=中日=が1ラウンド1分38秒、KOでデビュー戦を飾り、来月の決勝に進んだ。コーチとして中日の落合監督を支えた元中日選手の父を持つ気鋭のボクサーが頂点を目指す。
 新人王実施12階級の中で最重量のミドル級。早川は、野村宙永(市野)が出てくるところに左ボディー一発。見事にデビュー戦対決を制した。
 「練習していたパンチが出せたのでよかったです。きょうは緊張しなかったんですが、昨夜は親知らずがうずいて朝4時まで眠れませんでしたけど」と早川。
 父・和夫さん(60)は日本ハム、中日でプレーし、引退後はコーチとして落合監督を支えた。優勝旅行にも毎回同行した早川の夢は父と同じプロ野球選手。しかし、春日丘高に進んだ後、肘を痛め、3年の時にラグビー部にかわった。同級生は日本代表の姫野和樹(トヨタ自動車)。途中入部にもかかわらず温かく迎えてくれたという。
 「彼は本当にすごいヤツなんです。めちゃくちゃ才能があるのに、さらに努力する天才。人とも壁を作らないんです」
 中部大で野球を再開したが、不完全燃焼のままだったこともあり卒業後、ホテルに勤務しながらプロボクシングの道を志した。姫野の活躍も刺激になったようだ。
 「職場のみなさんが理解がある方ばかりで、練習できるようシフトを考慮してくださった」と感謝を口にする。無観客試合だったのが残念とも。
 次は中日本決勝。その先に西部日本、西日本、東日本代表との対決がある。「1度も負けないでボクシングを終わるのが理想ですがまずは次です」。早川は気を引き締めた。
  ◇  ◇  ◇
 ▼早川教文(はやかわ・のりふみ)1994年4月26日生まれの26歳。179センチ。東京都葛飾区で生まれ、6歳で名古屋に転居。小学校3年から軟式野球を始め、春日丘高(現中部大春日丘高)へ進んだが右肘を手術したこともあり3年の時はラグビー部に移籍。中部大では野球部に。野球は右投げ右打ちだったがボクシングは「バランスがいいから」と左ファイター。
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