命のエールソング届け 浜松のフリースクールスタッフ

2020年8月9日 05時00分 (8月9日 05時03分更新)
CDを販売している大山浩司さん(中央左)と笹山綾さん(同右)、プロモーションビデオに登場した生徒=浜松市東区のドリーム・フィールドで

CDを販売している大山浩司さん(中央左)と笹山綾さん(同右)、プロモーションビデオに登場した生徒=浜松市東区のドリーム・フィールドで

  • CDを販売している大山浩司さん(中央左)と笹山綾さん(同右)、プロモーションビデオに登場した生徒=浜松市東区のドリーム・フィールドで
 浜松市東区のフリースクール「ドリーム・フィールド」のスタッフでつくるバンドグループ「POWER OF HOPE」が、命をテーマにしたCDを販売している。スクールの代表で、作詞作曲を担当した大山浩司さんは「誰しも大切な人との死別を経験する。だからこそ今を大切に。人生は素晴らしいと伝えたい」と話す。 (高島碧)

◆ライブハウスにCD収益寄付へ

 売り上げは、新型コロナウイルスの感染拡大で収入が激減しているライブハウスや映画館に全額寄付する。
 グループは二〇〇五年に結成。中心メンバーは支援員でボーカルの笹山綾さん、講師でドラムの高林正希さん、ギター大山さんの三人。CDは新譜「Beautiful」を含む四曲が入り、収録は大山さんの知人のプロ奏者四人が参加した。編曲はロックバンド「PINK」のキーボード奏者ホッピー神山さんが手掛けた。
 「Beautiful」は昨年十二月、スクールで十四年間育てた猫トムリンを思って大山さんが作った。「出会いは奇跡だと人は言うけれど 僕らが生きている それだけで奇跡なんだね」。ほかの曲も反戦をテーマとした平和を願う曲となっている。今年三月下旬から大阪や東京の五カ所でライブを予定していたが、新型コロナで全て中止となった。「ならばCDを作って会場に寄付しよう」と思い立った。
 スクールには、発達障害や不登校の小学低学年〜二十代の三十人が通う。動画投稿サイト「ユーチューブ」で発信するプロモーションビデオには、生徒も登場する。大山さんは「コロナ禍で命に向き合っている人がたくさんいると思う。今、隣にいる人を大切にすることを伝えたい」と願う。
 一枚千百円。オンラインショップ「いもねこ」や市内の楽器店などで販売している。(問)ドリーム・フィールド=053(422)5203

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