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帝京、夏の東東京9年ぶりV! さえた“前田マジック”、9回に追いつき延長サヨナラで頂点

2020年8月8日 21時40分

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サヨナラ勝ちで東東京大会を制し、喜ぶ帝京ナイン

サヨナラ勝ちで東東京大会を制し、喜ぶ帝京ナイン

◇8日 東西東京都高校野球東東京決勝 帝京3-2関東第一(大田スタジアム)

 東西東京都高校野球大会は8日、大田スタジアムで東東京の決勝を行い、昨秋の都大会準優勝の帝京が延長11回、3―2のサヨナラで関東第一を破って優勝した。沖縄県沖縄市出身の新垣煕博捕手(3年)が左越え決勝二塁打。帝京が夏の東東京を制したのは9年ぶり、10日に東京一をかけて西東京優勝の東海大菅生と対戦する。
 甲子園優勝3度の名門が8年も遠ざかっていた東東京の頂点に立った。帝京は延長11回1死一、二塁で新垣が左越えのサヨナラ二塁打。不振続きだったヒーローは「外野を越えた瞬間に監督さんの顔が浮かんだ。使い続けてくれた恩返し。(10日の東西優勝校対決も勝って)東京一の監督にしたい」と目を輝かせた。
 今年を含め、2011年夏から9年も甲子園出場を逃しているのは最長ブランク。前田三夫監督(71)は“トンネル脱出”のためにカンフル剤を注入。通学圏外から初めて受け入れたのが、今の3年生たちだ。殊勲の新垣は沖縄県出身。堺市出身の加田拓哉主将は関西人らしいノリでチームを変えた。前田監督が自信を持っていた新チームも昨秋の東京大会は準優勝。センバツにあと一歩届かなかった。 
 最後の夏は、前田マジックもさえた。1点を追う9回1死、加田が四球で出ると、続く新垣の初球にエンドラン。一、三塁として武藤が初球スクイズ。「相手は力投派。外すことは考えていない。武藤は打ちたそうな顔をしていたけど、念を入れてサインを2度も出しました」。わずか2球での同点劇。甲子園にはつながらない優勝でも、名門が復活ののろしを上げた。

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