鮮やかピンクの日本茶 サンルージュが松阪で初収穫

2020年8月8日 05時00分 (8月8日 12時57分更新) 会員限定
日本茶喫茶で提供されているサンルージュ。右が酸性のジュースを入れて色が変わった茶=松阪市の深緑茶房で

日本茶喫茶で提供されているサンルージュ。右が酸性のジュースを入れて色が変わった茶=松阪市の深緑茶房で

  • 日本茶喫茶で提供されているサンルージュ。右が酸性のジュースを入れて色が変わった茶=松阪市の深緑茶房で
 松阪市飯南町粥見の農業生産法人「深緑茶房」の茶畑で、赤みがかかった日本茶「サンルージュ」が初めて収穫された。ポリフェノールが豊富で、果汁などの酸性成分を加えると色が変わるなど、今までの日本茶にない特徴がある。お茶離れが進む若い世代にも、受け入れられるのではないかと期待がかかる。 (清水悠莉子)
 サンルージュは二〇〇九(平成二十一)年、国の研究機関が中国原産の茶品種「タリエンシス」と緑茶を掛け合わせて開発し一一年、品種登録された。ブルーベリーなどにも含まれ、眼精疲労に効果的とされるポリフェノール「アントシアニン」を多く含み、抗酸化作用も期待されるという。
 渋味と苦味の中にほんのりと甘みがある紫色の茶で、レモン汁などを加えて酸性にすると、味はそんなに変わらないが、色は鮮やかなピンクに変わる。県農業研究所茶業研究課によると、全国的に流通量は多くなく、県内でも珍しいという。
 深緑茶房は一六年に茶畑八アールに苗千三百本を植えた。茶木が成長し、今夏、初めて生葉四十七キロを収穫した。浅く蒸して、うま味がある一番茶と紫色が出やすい二番茶をブレンドし、計九・五キロの茶葉に仕上げた。
 深緑茶房本店に併設...

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