川遊びに最大限の注意を 関、美濃の長良川、板取川で水難事故多発

2020年8月8日 05時00分 (8月8日 12時31分更新) 会員限定
4日に水難死亡事故が起きた現場の周辺。左岸には岩場が続き流れが複雑になっている=関市の長良川で(県中濃総合庁舎提供)

4日に水難死亡事故が起きた現場の周辺。左岸には岩場が続き流れが複雑になっている=関市の長良川で(県中濃総合庁舎提供)

  • 4日に水難死亡事故が起きた現場の周辺。左岸には岩場が続き流れが複雑になっている=関市の長良川で(県中濃総合庁舎提供)
 夏になると水遊び客でにぎわう関、美濃両市の長良川と板取川で水難事故が多発している。五月の連休から今月七日までに八人が死亡し、消防の担当者も「今年は異常」と頭を抱える。関係者は「一見穏やかに見えるが、急な流れがある。安全に気を付けて楽しんでほしい」と訴える。 (森健人)
 四日午後、関市下有知の長良川左岸で、市内の男子高校生(15)が溺死した。川で遊んでいる際、数メートル流されて姿が見えなくなったという。現場は鮎之瀬橋から上流約二百五十メートル。県美濃土木事務所によると、二〇一四年から合計すると十二人が水難事故に遭い、うち四人が亡くなった多発地点の一つ。
 事故が起きやすい場所には「流れが湾曲し深くなっている」「湾曲部に岩がある」「流れが複雑」「対岸に広い河原がある」「川に容易に近づける」の五点の傾向があるという。
 同事務所施設管理課の小栗丈彦課長は「鮎之瀬橋付近はこうした特徴が数多く当てはまる」と分析する。橋近くは水深が深いところで一二メートルほどあり、特に左岸の岩場は複雑な流れになっている。
 四日の事故は、長雨の影響で水量が増え、流れが速くなっていたことも影響した恐れがある。小栗課長は...

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