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外山滋比古さんの英知をしのんで 死を悼む西尾の関係者、図書館には著作コーナーも

2020年8月8日 05時00分 (8月8日 12時23分更新)
外山滋比古さんの訃報を受け、急きょ設置された特設コーナー=西尾市立図書館で

外山滋比古さんの訃報を受け、急きょ設置された特設コーナー=西尾市立図書館で

 西尾市ゆかりの英文学者、外山滋比古(しげひこ)さんが96歳で死亡したことが公になってから一夜明けた7日、親交のあった関係者らは地元が生んだ名文家の死を悼んだ。市立図書館はベストセラー「思考の整理学」や、「シェイクスピアと近代」などの著作を並べた特設コーナーを急きょ開設した。 (角野峻也)
 外山さんは幡豆郡寺津町(現西尾市)生まれ。西尾尋常小学校(現西尾小)、刈谷中(現刈谷高校)を経て東京文理科大(現筑波大)卒。著作は文学評論から子育て論まで幅広く、お茶の水女子大では名誉教授を務めた。一九九三年には「ふるさと西尾市民」に選ばれた。
 西尾尋常小学校の二つ下の後輩で、親交のあった山下英一さん(94)=西尾市馬場町=は「扱う話題が幅広く、まさに知の巨人。とっつきにくいとか、偉ぶるとか、そんなことは全くなかった」としのんだ。ウオーキングを日課としていたという外山さんを「あれだけ丈夫な人はめったにいない」と評し「新作をいつも心待ちにしていたが…」と肩を落とした。
 地元で講演会があった二〇一四年十月に食事を共にした元市教育委員長の尾崎隆爾(りゅうじ)さん(79)=西尾市本町=は「考え方が違う人と交...

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