見えずとも描かれし「怪」 天狗や幽霊を伝承する史料、8日から日進で展示

2020年8月8日 05時00分 (8月8日 12時04分更新) 会員限定
捨てられた道具の妖怪「付喪神」の絵巻と元になった道具など約50点が並ぶ特別展=日進市岩崎町の岩崎城歴史記念館で

捨てられた道具の妖怪「付喪神」の絵巻と元になった道具など約50点が並ぶ特別展=日進市岩崎町の岩崎城歴史記念館で

  • 捨てられた道具の妖怪「付喪神」の絵巻と元になった道具など約50点が並ぶ特別展=日進市岩崎町の岩崎城歴史記念館で
  • 市内の中学生が創造した「想像上の生き物」など約150点も並ぶ=日進市岩崎町の岩崎城歴史記念館で
 えたいの知れない世の中のものを昔の人たちがどう捉えていたのかをたどる特別展「見えない何か。〜もののけ・幽霊・怪異〜」が八日から、日進市岩崎町の岩崎城歴史記念館で始まる。鬼や天狗(てんぐ)、幽霊から疫病のイメージを具現化したもののけまで、暑い夏にぴったりの企画だ。 (平木友見子)
 会場には、妖怪などに関する江戸後期−大正時代の文献や絵など約五十点を展示。捨てられた古道具の妖怪「付喪神(つくもがみ)」たちを、市内の画家いそはたみかさんがアレンジして描いた絵巻や、同市などで伝承される武芸「棒の手」の型を天狗のイラストで表した江戸時代の免状、恐ろしい形相の鬼の挿絵などが並ぶ。
 幕末−明治時代に流行したコレラを、虎とオオカミとタヌキの混ざった生き物として描いた絵も。村田信彦館長は「新型コロナが江戸時代に流行していたら、どんな妖怪になったのでしょう」と思いをはせる。
 弊紙の前身の一つである「新愛知」一面で一九三〇年から連載されていた「合巻怪奇動物譚(たん)」の記事や、市内に伝わる武者の幽霊や大蛇、化けキツネの話の紹介、実際に昔のろうそくの明かりだけの夜の暗闇を体験できるコーナーもある。
 また同館...

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