中小田井の町並み歩いて 建築士らが企画、マップ完成

2020年8月8日 05時00分 (8月8日 11時56分更新) 会員限定
完成したマップを手に「今後のまちづくりにつなげられたら」と語り合うメンバーら=名古屋市西区中小田井1の願王寺で

完成したマップを手に「今後のまちづくりにつなげられたら」と語り合うメンバーら=名古屋市西区中小田井1の願王寺で

  • 完成したマップを手に「今後のまちづくりにつなげられたら」と語り合うメンバーら=名古屋市西区中小田井1の願王寺で
  • 完成したマップ
  • 岩倉街道沿いに残る古い町並み=名古屋市西区中小田井1で
 江戸時代につくられた岩倉街道沿いに、明治や大正の町家や土蔵が並ぶ名古屋市西区中小田井の魅力が詰まったマップが完成した。一帯は三十年以上前に市の町並み保存地区に指定されたが、同じく保存地区の有松(緑区)や四間道(しけみち)(西区)などと比べ、知られておらず、古い建物も姿を消しつつある。企画した市在住の一級建築士らは「建物の細部に中小田井らしさが残っている。マップを手に散策してほしい」と話す。 (出口有紀)
 庄内川右岸に接する中小田井は、江戸時代初期に名古屋城下から岩倉市方面に至る岩倉街道が通じ、岩倉周辺から野菜などが市場に向けて運ばれるようになり、商人らが行き交うように。みそや油などの生活用品を扱う店などが並び、市場の帰りに立ち寄る人たちでにぎわったという。
 一九八七年には、人々の生活に根付いた町並みを残そうと、街道沿いの約二・八ヘクタールが市の町並み保存地区に指定された。ただ、建物の維持には費用がかかるため、手放したり、取り壊したりする地主もおり、保存への機運は一時的に高まるものの、続かなかった。
 今回のマップづくりは、昨年三月に愛知建築士会(中区)による中小田井の町並み見学会に参加...

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