ラーメン店で障害者就労 白山の社福法人事業所 輪島に店舗開業

2020年8月8日 05時00分 (8月8日 10時40分更新)
「うめのやブュレット」に開業した「中華そば いぶき」=輪島市河井町で

「うめのやブュレット」に開業した「中華そば いぶき」=輪島市河井町で

  • 「うめのやブュレット」に開業した「中華そば いぶき」=輪島市河井町で
  • ラーメンを試食する式典の参加者=輪島市河井町で

「店切り盛りでまちおこしに」


 社会福祉法人仏子園(白山市)の事業所「輪島KABULET(カブーレ)」が七日、輪島市河井町にラーメン店「中華そば いぶき」を開業した。就労継続支援として障害者も働いており、店長の吉田和弘さん(45)は「店を切り盛りすることがまちおこしにつながる」と力を込めた。(日暮大輔)
 店はカブーレの拠点施設でゲストハウスを併設する「うめのやBULLET(ブュレット)」内にある。メインの中華そばは、しょうゆ味は市内の谷川醸造のしょうゆ、塩味は輪島製塩の塩を使用。吉田さんは「老若男女に愛される昔ながらの味わいに仕上げた」と話す。いずれも税込み七百八十円。
 輪島カブーレは、市中心部の空き家などを活用した温泉施設やスポーツジム、グループホームを運営しており、事業は仏子園と青年海外協力協会(JOCA)が共同で進めてきた。
 吉田さんは八年ほど前、東京都内で営んでいたラーメン店でJOCAメンバーと知り合った。「接客で話すうちに、ずっと同じ店にいるより、いろんな世界を見たくなった」と昨年十一月に輪島に移り、カブーレの職員になった。
 開業を祝う式典が店であり、市や商工会議所などの関係者らが試食した。店では障害者四人が働くことになり、カブーレの原正義さん(42)は「今後、同じ建物に障害者向けグループホームや共同作業スペースも設け、年齢や国籍、障害の有無に関係なく利用できる施設にしていく」と話した。
 いぶきの営業は午前十一時〜午後三時、午後五時〜九時半。第二、四木曜定休。

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