利賀トンネル着工 地元要望のダム工事路に利用へ

2020年8月8日 05時00分 (8月8日 10時12分更新)
着工式でくわ入れをする関係者=砺波市内で

着工式でくわ入れをする関係者=砺波市内で

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国道バイパスの一部にも


 利賀ダム(南砺市利賀村)の工事用道路で将来的に国道471号利賀バイパスの一部になる仮称・利賀トンネルの着工式が七日、砺波市のTONAMI翔凜(しょうりん)館であった。国土交通省利賀ダム工事事務所(同市)と県は南砺市利賀村長崎−利賀村押場間の全長約五キロの工事に着手する。(松村裕子)
 トンネルは約百三十億円をかけて建設。ダム建設のための資機材搬入や掘削土搬出の工事用道路として使われる。完成時期のめどはたっていない。
 利賀バイパスは南砺市利賀村の国道471号と利賀村栃原の国道156号を結ぶ九・二キロ。利賀大橋など栃原から七百メートルは供用開始されている。豆谷大橋や利賀湖面橋、三工区トンネル(仮称)など三・四キロは既に完成し、本年度中に完成するシクルビ谷橋を含め、工事用道路として使われる。供用開始時には片側一車線の道路になる。
 式には地元の国会議員や沿線の市長ら約六十人が出席。国交省北陸地方整備局の岡村次郎局長が「地域の発展に貢献できるよう事業を推進する」と式辞を述べ、石井隆一知事が「安全安心の基盤づくりが大事」と強調した。利賀ダム建設促進期成同盟会の綿貫民輔会長や田中幹夫南砺市長らとくわ入れをして早期完成へ機運を盛り上げた。
 式に先立ち、庄川流域五市でつくる利賀ダム建設促進期成同盟会の本年度総会が南砺市内であり、綿貫会長が「一刻も早い本体着手、早期完成へより強い要望活動を推進せねば」と訴え、関係機関への要望を決議した。

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