パトリア 小型店誘致へ 核テナント 七尾市長が意向

2020年8月8日 05時00分 (8月8日 10時16分更新)
全員協議会で、パトリア1階の核テナントについて大型スーパーの誘致断念の意向を示す不嶋豊和市長(中)=七尾市議会で

全員協議会で、パトリア1階の核テナントについて大型スーパーの誘致断念の意向を示す不嶋豊和市長(中)=七尾市議会で

  • 全員協議会で、パトリア1階の核テナントについて大型スーパーの誘致断念の意向を示す不嶋豊和市長(中)=七尾市議会で
 JR七尾駅前の複合商業施設パトリアの本年度内のリニューアルオープンを目指す七尾市は、一階の核テナントについて、大型食料品スーパー以外の小型店の誘致を視野に入れることを明らかにした。これまでは施設のにぎわいづくりの核として大型店に絞って交渉していたが、地元企業「どんたく」の誘致交渉が不調に終わり、方向転換を余儀なくされた格好だ。(中川紘希)
 七日の市議会定例会八月会議に先立ち開かれた全員協議会で、不嶋豊和市長が明らかにした。協議会後の取材に対しては「交渉を通して大型店の誘致は難しいことが分かった。一般的なコンビニの一・五倍くらい大きくて、品ぞろえが充実した店くらいでいいかもしれない」と話し、構想の見直しを示した。
 全協では、合意できなかったどんたくとの交渉の詳細について説明。市側によると、施設を取得した当初から、どんたくの出店意向を確認し、賃料を月坪六千円から三千五百円まで下げて協議。どんたく側には、施設の目玉となるように既存店とは異なる「ニューどんたく」としての構想も出すよう求めていたが、会社側から具体的な案は示されなかった。最終的に出店面積と賃料で合意できず交渉を中止したという。
 不嶋市長は、交渉期間を「失われた八カ月」と表現し「厳しい状況に立たされている。振り出しに戻ったが、改めて誘致に努めたい」と語った。

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