懐かしの国鉄 思い出乗せて 「北陸の鉄路」写真展 金沢駅で開幕

2020年8月3日 05時00分 (8月7日 12時23分更新)
写真集の出版を記念し、コンコースで始まった西脇恵さんの写真展「よみがえる記憶 北陸の鉄路」=3日午前、JR金沢駅で(泉竜太郎撮影)

写真集の出版を記念し、コンコースで始まった西脇恵さんの写真展「よみがえる記憶 北陸の鉄路」=3日午前、JR金沢駅で(泉竜太郎撮影)

  • 写真集の出版を記念し、コンコースで始まった西脇恵さんの写真展「よみがえる記憶 北陸の鉄路」=3日午前、JR金沢駅で(泉竜太郎撮影)

 北陸の鉄道風景を紹介する写真展「よみがえる記憶 北陸の鉄路」は三日、JR金沢駅コンコースで始まった。七日まで。本紙が毎週月曜日の朝刊で連載中の企画を写真集として出版したのに合わせて催し、旧国鉄時代の蒸気機関車(SL)やかつての金沢駅の姿を紹介している。
 北陸線の金沢−福井間が電化された翌一九六四(昭和三十九)年、金沢駅付近でSLと電気機関車が並んで世代交代を印象づける光景や、同年新たに大阪方面の特急として走り始めた「雷鳥」などの写真三十七点が並ぶ。六〇年から鉄道写真を撮り続ける鉄道友の会北陸支部長の西脇恵(めぐむ)さん(81)=金沢市大桑町=が撮影した。
 旧国鉄能登線の海沿いをのんびり行くディーゼルカーや、地上駅時代の金沢駅前を背景に行き交う北陸鉄道旧金沢市内線の路面電車も記録。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、展示パネルの間隔は一メートルほど離した。
 来場した金沢市の会社員安井幸一さん(52)は、金沢駅と出雲市駅(島根県)を結んだ急行「あさしお」の写真にふれ「金沢と山陰地方を結んでいたのはおもしろい」と語った。幼少期、ディーゼルカーに乗って石川県羽咋市の父の実家に帰省した思い出もあり「煙をいっぱい吐いて走っていました」と懐かしんでいた。
 写真集は、モノクロネガ一万枚超から五百枚を選び、私鉄、国鉄、廃止路線を含め計三十八路線をまとめた。A4判、百七十六ページ。千八百円(税別)。七月下旬に発売した。会場近くの書店「うつのみや金沢百番街店」でも扱っている。
 写真集出版と写真展は発刊六十年を迎えた北陸中日新聞の記念事業。写真展は金沢市香林坊のうつのみや金沢香林坊店でも十六日まで開催中。九〜三十一日に同市鞍月の金沢ビーンズでも開く。

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