コーヒー 資源循環へ持ち味 キャラバンサライ 麻袋で食器用クロス 

2020年8月7日 05時00分 (8月7日 10時10分更新)
「コーヒーを中心に資源循環の輪ができれば」と期待を込める西岡憲蔵社長(右)とリハスの利用者=金沢市保古で

「コーヒーを中心に資源循環の輪ができれば」と期待を込める西岡憲蔵社長(右)とリハスの利用者=金沢市保古で

  • 「コーヒーを中心に資源循環の輪ができれば」と期待を込める西岡憲蔵社長(右)とリハスの利用者=金沢市保古で

施設協力 かすは肥料に


 コーヒー製造販売の「キャラバンサライ」(金沢市)はリハビリ型就労施設「リハス」(同市)と協力し、リサイクル商品の開発を進めている。まずコーヒー豆を入れる麻袋を使った食器用クロスを販売し、コーヒーかすを活用した肥料づくりにも着手した。西岡憲蔵社長(66)は「コーヒーを中心に資源循環の輪をつくり、SDGs(国連が定める持続可能な開発目標)に貢献できれば」と意気込んでいる。(蓮野亜耶)
 キャラバンサライはこれまで、コーヒー豆を輸入する際に使った麻袋を無料で買い物客に配ってきた。かばんなどを作ってくれる人もいたが、月千枚以上のほとんどを廃棄してきたという。そんな中、リハスの社員が有効活用を提案した。第一弾の食器用クロスは縦十六センチ、幅八センチで三百五十円(税別)。深刻化する海洋プラスチックごみ問題の解決のため、発生元の一つのアクリルたわしを減らそうと企画した。
 さらに、リハスは毎日大量に生じるコーヒーかすにも着目。米ぬかや腐葉土などと混ぜ、発酵させて肥料にする考えで、利用者が毎日手入れをしている。リハスが運営する農園に使い、育った大豆をキャラバンサライが洋菓子の材料にする考えという。
 キャラバンサライは環境に配慮したコーヒー農園と取引を続けるなど、SDGsの推進に積極的。西岡社長は「コーヒーを味わったり、お菓子を食べたりしながら地球を大事に思う気持ちを理解してもらえたら」と語った。 

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