若狭高生が作品翻訳 米の海洋ごみドキュメンタリー  

2020年8月7日 05時00分 (8月7日 09時57分更新)
翻訳したドキュメンタリー映像を見る生徒たち=小浜市の若狭高で

翻訳したドキュメンタリー映像を見る生徒たち=小浜市の若狭高で

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 ネットで制作者と交流

 海のプラスチックごみについて学習する小浜市の若狭高校の生徒たちが五日、同校で、自分たちが翻訳した海洋ごみをテーマにした米国のドキュメンタリー映像を見て、制作者と意見交換した。
 翻訳に関わったのは国際探究、海洋科学、普通科の二、三年生八人。歴代の先輩たちが取り組んだ海洋ごみの研究を引き継いでおり、連携する台湾などの高校生との話し合いの中で翻訳の“仕事”が舞い込んだ。
 ドキュメンタリーは、ニューヨーク・ブルックリンの小学生たちが、微細なプラスチックによる海洋汚染について考え、解決に向けて議会に働き掛けるまでの二年間を追った「マイクロプラスチック・マッドネス」と題した約七十分の映像。八人は映像時間の三分の一に当たる部分を担当。七月中旬から今月上旬にかけて日本語に翻訳した。
 この日は映像の制作者で、現地で暮らす環境活動家の佐竹敦子さんとインターネットを通じて交流した。生徒たちは「米国の小学生たちが問題解決に向けて行動しているのに、私たちは海洋汚染を学ぶだけで立ち止まっている。その先に進んでいない」「翻訳に携われたことで小学生たちとつながったような気がする」などと一人ずつ感想を述べた。
 佐竹さんは「問題を掘り下げると、いろんな発見がある。自らの言葉できちんと相手に伝えることが大事」と話し、研究が行き詰まった場合の対処法を助言した。 (池上浩幸)

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