県内 家族間感染広がる コロナ再発後30人中11人

2020年8月7日 05時00分 (8月7日 09時43分更新)

 七月十二日に七十五日ぶりに県内で新型コロナウイルス感染者が確認されて以降、感染者は六日で三十人に達した。うち十一人は、感染した家族の濃厚接触者としてPCR検査をした結果、判明した。家族間の感染の広がりが浮き彫りとなっている。 (今井智文)
 感染者のうち一家族では最初の感染者が確認されてから八日後までに同居家族三人の感染が判明した。うち二人は県が積極的にPCR検査をして見つけた無症状の感染者だったが、最初の感染者が入院した後も、家庭内で感染が続いてしまった可能性がある。
 県は三〜四月の感染第一波の検証で、接客やカラオケを伴う飲食店、職場、病院、そして家族の四分野で感染が拡大したと分析。家族の感染防止対策では、濃厚接触者の部屋を分けて個室にしたり、食事も別室とするなどを呼び掛けている。県独自に、家庭内に濃厚接触者がいる場合に宿泊療養施設としてホテルを利用してもらう対応もしている。
 県健康福祉部の宮下裕文副部長は六日の会見で「なるべくホテルの利用を進めているが、家庭の事情で難しい場合もある。家族内でできるかぎり隔離をお願いし、感染を最小限に抑えたい」と説明した。

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