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<九州発!河野剛志の釣り日誌>野間岬沖で夜焚きイカを満喫!

2020年8月7日 05時00分

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ようやく1杯目のアカイカをキャッチ。関東の釣りではマルイカと呼ばれる美味なイカだ

ようやく1杯目のアカイカをキャッチ。関東の釣りではマルイカと呼ばれる美味なイカだ

 梅雨明けした南九州に焼けるような暑さがやってきた。この季節になると毎年のように涼しさを求め、船からのイカ釣りに出掛けている。大海原にポツンとたたずむ船上での真剣勝負は、大人の夜遊びと比喩されるが、テクニカルで一筋縄ではいかない難しさもある。「今年は釣れるのか?」そんな期待と不安を抱えながら楽しんだ今年初釣行の様子をご紹介したい。 (河野剛志)

◆今月が最盛期!海況次第で100杯超も

 7月下旬、薩摩半島西部に位置する南さつま市の野間岬沖に今年初のイカメタルゲームに出掛けた。鹿児島では8月が夜焚きイカの最盛期で、7月の小型サイズから始まり9月のパラソルサイズまで楽しめる。野間岬は黒潮の分流があたり、海況がよければ100杯超えも狙える豊かな海だ。ケンサキイカは釣り上げた直後の真っ赤な姿から、鹿児島ではアカイカと呼ばれて親しまれ、お刺し身はもちろん、船上でタレに漬けこむ沖漬けもおいしい。昔は自作の濃いめのタレを持参していたが、近年は市販の濃縮4倍のつゆで作る、さっぱりとした沖漬けが好みである。

◆出船18時 暗くなるまでアカハタ狙い

 坊津町(ぼうのつちょう)の秋目(あきめ)港を18時に出港し、釣り場まで約30分。野間岬の岩肌や風車を眺めながらしばしクルージングを楽しむ。ポイント周辺に到着し、暗くなるまで1時間ほど浅場でアカハタを狙いお土産を確保した。20時になり日が沈むと、水平線には何も見えなくなる。さぁイカメタルの時間が始まる。船の明かりが新月の海をこうこうと照らす船上から見る景色は幻想的にすら感じる。
 イカメタルは一番下にメタルスッテの「メタリストステイ60グラム」を付け、その上に枝スでウキスッテの「イカスキッテ4号」を2つ付ける胴付き仕掛け。
 船の明かりにイカが寄ってくるまで約30分。そして初めの1時間でアタリスッテやカラーを見極めることが釣果を伸ばす秘訣(ひけつ)だ。
 例年ならアピール力が高いイカスキッテ4号が効果的なのだが、当日は雨の濁りも残っているためか、イカスキッテ2・5号への反応が良かった。それに加え小型エギのナオリー1.8Sも織り交ぜながらイカの反応を見ていく。スッテは直立姿勢、エギは水平姿勢と海中でのバランスが違うので、いろいろと試しながら当日のアタリスッテを絞り込んでいった。

◆開始30分で小型エギに1杯目!紫や青、グレーなどの暗色2.5号スッテに好反応

 開始して約30分でようやく1杯目をキャッチ。落ち着きのよい小型エギでの釣果であった。その後も2、3杯釣れたところで1時間が経過。
 21時になると、イカの群れが入ったようで上下に動いてアピールする2・5号スッテに反応がよくなった。そこでスッテのカラーを赤白、赤緑、黄色、紫、青、グレーなど交換していくと、釣果のほとんどが紫や青、グレーなどの暗色であった。当日のアタリカラーが分かったので、カラーを固定して数釣りモードに入る。

◆20時〜22時ピーク 素早く1杯ずつ

 イカメタルは20時から22時がピークで0時くらいまでが勝負。ヒットしたイカを途中でマダイやサメに食いちぎられることも多かったので、ヒットしたら1杯ずつ素早く巻き上げて、日付が変わるまで23杯を釣り上げることができた。大漁とはいかなかったものの、気持ち的には満足のいく楽しい釣行となった。
<ヒットパターン> 釣り場の水深は60メートルで、暗くなってから1時間は底から10メートルまでを中心に狙う。

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