足りないライフセーバー・海の家ゼロ コロナ禍、波乱のビーチ

2020年8月7日 05時00分 (8月7日 05時01分更新) 会員限定
サーフィンを楽しむ人たち=神奈川県藤沢市の片瀬西浜・鵠沼海水浴場で

サーフィンを楽しむ人たち=神奈川県藤沢市の片瀬西浜・鵠沼海水浴場で

  • サーフィンを楽しむ人たち=神奈川県藤沢市の片瀬西浜・鵠沼海水浴場で
  • 海の家の土台だけが並び、注意を促す看板が設置されている砂浜=神奈川県藤沢市の片瀬西浜・鵠沼海水浴場で
  • 伊豆急下田駅に設置されたサーモグラフィー=静岡県下田市で
 長く続いた梅雨がようやく明け、連日、真夏日が続いている。例年ならこの時期、各地の海岸は大勢の海水浴客でにぎわう。それが今年は、新型コロナウイルスの影響で海水浴場が開設されていない場所が多く、様相がかなり違う。どんな状況になっているのか、神奈川・湘南の海をルポするとともに、海を訪れる際にどういった注意が必要か考えた。 (石井紀代美、大野孝志)

湘南 人まばら

 ギラギラと照り付ける太陽の下、海から心地よい風が吹いてくる。毎年夏に一日数万人が足を運ぶ片瀬西浜・鵠沼(くげぬま)海水浴場(神奈川県藤沢市)。五日に訪れると、例年なら砂浜を埋め尽くしている色とりどりのパラソルやテントが、まばらにあるだけ。沖で波を待っているサーファーも窮屈そうな様子がない。
 「人出はいつもの年の一、二割」。子どもと砂遊びをしていた地元の田中梨絵さん(42)は語る。「プールはどこも閉鎖。子どもを連れて水遊びをするには海しかない。なるべく人と近づかないようにします」
 サーフィンをしに来た横浜市の大学生窪田淳也さん(20)は、リフレッシュが目的。オンラインで授業を受けるか、アルバイトか、という生活が続いていたといい「風通し...

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