日本ハム・河野竜生がプロ2勝目 前回無念の降板経験生かし「悪いなりに勝てる投球ができた」ドラ1の実力発揮
2020年8月6日 22時50分
◇6日 日本ハム5―3西武(札幌ドーム)
成長のステップをまた一段上がった。日本ハムの河野竜生投手(22)が粘投でプロ2勝目。直球の制球に苦しみ変化球主体の投球を強いられたが、崩れず5イニングを4安打2失点。最後までリードを許さず、4位浮上の原動力となった。
「ここというところでしっかり投げ切れたのでこういう結果になったと思う」と振り返った河野だが、打線の援護に応えたいと必死だった様子。試合後は「悪いなりに勝てる投球ができた」とホッと胸をなで下ろした。
この日と同様に制球に苦しんだ7月26日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)は動揺して連打を浴びた。しかし、苦い経験をすぐに生かせるのがドラフト1位の実力。栗山監督から「よく粘りきった」と評価された河野は「ここで満足せず、次も勝てるように頑張りたい」とさらなる白星を見据えた。
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