これで勝つわけない…本塁打と四球の赤字は共に『-23』 中日最下位の理由がわかるセ球団“成績の収支”

2020年8月6日 11時02分

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5回、宮崎(後方)に本塁打を許したゴンサレス

5回、宮崎(後方)に本塁打を許したゴンサレス

  • 5回、宮崎(後方)に本塁打を許したゴンサレス
  • 今季セ・リーグ「打撃投手」成績収支の参考表

渋谷真コラム・龍の背に乗って

◇5日 DeNA8ー2中日(横浜)
 ゴンサレスが宮崎に、谷元は高城に、そして浜田達が佐野に本塁打を浴びた。左、右、中と打ち分けられ、これでチームの被本塁打は42になった。下には下がいるもので、ヤクルトは50本。ああ、良かった…。とはならない。本数も大事だが、僕がいつも気にしているのは「収支」である。
 中日の本塁打数が少ないのは、今に始まったことではない。胸を張って言うことでもないが「広いナゴヤドームが本拠地だから」という理由がある。だが、それなら被本塁打も少なくなければならない。打った19本はのみ込むとしても、マイナス23はどうかみ砕いても飲み干せない。
 なお問題なのが、赤字を垂れ流しているのが本塁打だけではないということだ。僕が得点(失点)に大きな影響を及ぼすと考える四球(113、136)がマイナス23。苦しい状況を打破する(される)きっかけになる盗塁(7、28)がマイナス21。得失点は当然ながらマイナス62。これで勝つわけがないから借金8…。セ・リーグでこの4部門がすべて赤字なのは中日だけ。4回の追加点は四球がからんだ。走らないはずのDeNAに揺さぶられた。まさしく「負けに不思議の負けなし」である。
 「とにかくもう、打たれないようにいろんなことを考えていくしかない。まあ点が取れていないので、何とか取れるようにしていくしかないです」
 与田監督が3発とともに言及したのが攻撃力だ。4部門すべてリーグワースト。これだけ得点力が低いと、現状の投手陣では耐えきれない。投打に苦しいのはわかるが、同じ球場、同じ天候で試合をしているのに、これだけの赤字が累積すれば勝つはずがない。まずは各部門の数字を上げ(下げ)、収支の改善を図ること。最下位に沈む理由は、あちこちに転がっている。
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