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東京湾マダコ、テンヤ釣りを紹介 金沢八景「一之瀬丸」から出船

2020年8月6日 05時00分

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手釣りテンヤで狙った平塚市の中村厚さんに2.5キロの大ダコが乗った

手釣りテンヤで狙った平塚市の中村厚さんに2.5キロの大ダコが乗った

  • 手釣りテンヤで狙った平塚市の中村厚さんに2.5キロの大ダコが乗った
 夏ダコ絶好! 昨年に続き、今季も元気いっぱいの東京湾マダコ。横浜市金沢八景の「一之瀬丸」では7月末現在でもトップ2桁、良い日には定数20杯に達する日もあるなど好釣果が続く。最近は竿釣りの餌木ダコも人気だが、今回は大先輩でお手軽度ナンバーワン(?)のテンヤマダコ釣りをご紹介。小突く手に伝わるムニュ〜とした乗りの感覚、アワセが決まって手繰る手に伝わる重量感は手釣りならでは。一之瀬丸は貸し道具も完備しているから、クーラー一つでも挑戦できますよ〜  (中日釣ペン 粕川晃)

◆「このまま釣れ続けば冬場まで…」ロングランの気配

<釣り場&概況> 「今年もタコは好調ですねー。これでもここに来て釣果はやや落ちてきたんだけど、それでもトップ2桁は普通に出てますから」とはマダコ船担当の西村幸治船長。タコの旬は夏と冬。一之瀬徹也船主は「釣れなくなったら一時中断しますが、11月ごろから、また再開しますよ」と今後の予定を話し、「このまま釣れ続けば冬場まで…」とのことなので、タコ釣りファンとしては記録的なロングランに期待したいところだ。
 釣り場は、横浜沖、富岡沖、八景沖が主なところで水深は10〜15メートル前後。風裏となる釣り場も多く、出船確率が高いのもうれしいところだ。型は300〜700グラム級の小型中心に3キロ級の大ダコが交じる展開。強風で釣り場の限られた取材日も3キロ、2・5キロ、1・5キロ…と型物が取り込まれた。

◆レンタル充実!手ぶら釣行可能

<釣り具&仕掛け> テンヤ釣りの仕掛けの概略は図の通りで、船釣りの中でもっとも用意するものが少ない釣り物と言える。渋糸(手釣り糸)は無料貸し出しで、テンヤもレンタルがあるから(900円。釣り終了後返却すると800円返金)、文字通りクーラー一つでの釣行が可能なお手軽さ。
 タコを入れて生かしておけるネットも常備、釣り終了時にはポリ袋がもらえ、クーラーも発泡スチロールが受け付けで購入可能なので、究極の手ぶら釣行も可能だ。

◆餌のカニ位置 オモリの上あたり

<釣り方> まずはテンヤへのカニの縛り方だが(レンタルテンヤはカニ付きなので不要)、注意点としてカニは針から遠いオモリの上あたりに縛ること。カニの位置が針に近いと針周りのスペースが減り、タコの掛かりが浅くなりバレることが多くなる。
 釣り方はテンヤに限らずだが小突きが勝負。テンヤ着底後、渋糸をつまむように持ち手首を利かせてトントントントン…とリズミカルに小突く。テンヤを浮かせることなく小突くのがコツで、針先は海底に着けたままオモリ部分だけで海底をトントンとたたく小突きがベスト。
 口で言うのは簡単だが、海底形状は変化していて、船も潮に乗って移動するから、常に同じ状態で小突き続けるのは難しい。糸を出したり手繰ったりしながらベストな小突きを続けるよう心掛ける。小突きのスピードは「細かく速く」が有効なのは私の経験則。あとは「必ず乗る!」と信じて飽きずに小突き続けること。
 タコが乗ると、それまでトントンと伝わっていた感触がなんとなく鈍くなり、柔らかなゴムでもまとわりついたかのような「モタ〜」とか「ムニュ〜」とした感触に変わる。ただ初めは足1本でカニを押さえている場合もあり早アワセは厳禁。 そのまま小突き続けながら、手を下げて行き海面近くの糸まで持つ位置を変えてから、腕いっぱいに大きくアワセる。素早さは不要だが、針をしっかりと大ダコに掛けるイメージで力強く大きくアワセること。ズッシリとした重量感が伝わったら、あとはウンセウンセと手繰るだけだ。
 なお、竿釣りと違い周りの人からは掛かったタコの大きさが想像できない。手応えから「大ダコかも?」と思ったら、遠慮なく船長や隣の人にタモ入れを頼もう。

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