魚津・射水・富山で7人感染 緊急事態解除後 最多

2020年8月6日 05時00分 (8月6日 05時01分更新)

指標二つ 基準上回る

 富山県は五日、新たに男女七人に新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。新規感染者の確認は七日連続で、一日の感染判明者数としては五月二十五日の政府の緊急事態宣言解除後、最多となった。県内の感染者数はこれで計二百六十一人となった。
 県が休業要請などを緩和する際の判断基準としてきた直近一週間の一日当たりの入院者数など五つの指標をみると、四日現在、経路不明の患者数(人口百万人当たり)が基準の一人未満を上回る一・二人、新規陽性者数(同)も基準の二・五人未満を超える二・五人になっている。
 県は六日、感染症対策本部会議を開き、現在の感染状況を踏まえた五指標の位置付けなどを改めて検討するとみられる。
 五日に新たに感染が判明したのは同県魚津市の五十〜七十代男性三人と射水市の三十代女性、富山市の二十〜七十代男性三人。魚津市在住者の感染確認は初めて。六日の会見で詳細を明らかにする。
 また、四日に感染が分かった高岡市の男女四人の行動経過も発表。いずれも既に感染が確認されている十代男性の家族だった。
 四人のうち、十代女性は十代男性が発症した七月二十六日以降、二日間学校に登校していた。県は女子生徒と接触があった生徒や教員ら十一人を濃厚接触者として判断し、PCR検査をする。県は「学校関係者への感染リスクは低く、休校措置も取っていない」として校名を公表しなかった。
 別の十代の女子生徒は七月二十八〜三十日に学校に登校しているが、県は「保健所の調査で学校関係者に濃厚接触者はいないと判断した」と説明している。高岡市教委は五日、牧野中学校に通う女子生徒が感染したと発表した。この十代女子生徒とみられる。
 牧野中は五、六両日の授業を中止し、生徒は家庭で自主学習する。県が校内に濃厚接触者はいないとしたことを踏まえ、五日から始まった学期末の保護者会は実施。六日の保護者会、七日の終業式も予定通りする。米谷和也教育長は「誤解や誹謗(ひぼう)中傷で混乱しないように冷静な対応をお願いしたい」と呼び掛けた。
 残りの二人はいずれも四十代の男性会社役員と無職女性。男性は一日に発熱、女性は七月三十日にのどの痛みの症状が出た。

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