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コーチなしで戦う松山…今年の初メジャー、全米プロ選手権に期待高まる【武川玲子コラム】

2020年8月5日 22時05分

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石川遼と談笑する松山英樹(AP)

石川遼と談笑する松山英樹(AP)

 バッバ・ワトソン(米国)は専属コーチを付けないセルフコーチングの選手として知られる。そのワトソンがWGC・フェデックスセントジュードの3日目、ホールアウト後のパッティンググリーンでブルックス・ケプカ(米国)のスイングコーチ、クラウド・ハーモンさんと調整に取り組む姿が目撃された。
 「誰かにコーチを頼むくらいなら、転職する」とこれまで豪語していたので、ちょっとしたニュースだ。最終日に23パットの66をマークすると、「彼は僕の人生のコーチだ」と満足げだった。
 一方のケプカは開幕前日にパット専門のコーチ、フィル・ケニオンさんとセッションを組んだ。62の好スコアで初日の首位に立つと、「悪いところがよく分かった。もう大丈夫だ」とこちらも納得顔。ところが2日目は一転、34パットの71と順位を落とした。一朝一夕にはうまくいかないことが露呈してしまったようにも見える。ただ、最終的に優勝争いを演じて2位に食い込んだのだから、やはりコーチとの練習は功を奏したとも言える。
 ほとんどの選手がスイング、パッティング、そしてメンタルなどの各コーチを付けている。そんな中、コーチなしで戦うのはタイガー・ウッズ(米国)と松山英樹だ。以前はスイングコーチを付けていたウッズは「今は自分のスイングが理解できるようになったから、必要ない」と話す。松山も基本は自分で直す、セルフコーチング派。今大会はショットが復調し「ミスをしたとき、なんでそうなっているか分かるようになった。そこを調整できれば」と手応えをつかんだ様子だった。
 コーチが要るか要らないかに正解はないだろうが、自力で修正する松山の力はさすがだ。今年の初メジャー、8月6日に開幕する全米プロ選手権に期待は高まる。(全米ゴルフ記者協会会員)
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