石川の通所介護事業所 コロナ拡大受け 76%「サービス縮小」

2020年8月6日 05時00分 (8月6日 05時00分更新)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、石川県内のデイサービス(通所介護事業所)とデイケア(通所リハビリステーション事業所)の76・3%が、利用人数や時間を制限するなどサービスを縮小していたことが県保険医協会(金沢市)のアンケートで分かった。三宅靖会長は「介護難民が危ぶまれる」とし五日、県に支援を要望した。(押川恵理子)
 アンケートは六月二十五日〜七月十五日に五百三十二事業所に実施し、百九十四事業所から回答を得た。
 サービスを縮小したのは百四十八事業所。内容は複数回答で、利用人数の制限が64・4%と最も多かった。マスクなど衛生用品が不足したり、出勤できないスタッフがいたりしたことも分かり、協会の担当者は「サービスを安心して提供できる状況でなかったのでは」とみている。
 利用者への影響(複数回答)については、50%が身体機能の低下、36・6%が認知機能の低下を指摘した。経営面では、75・3%が介護報酬収入が減ったと答えた。
 協会は開業医ら会員のアンケートで明らかになった地域医療への支援も県に求めた。県側は衛生用品の備蓄など六月補正予算に盛り込んだ支援策を速やかに進める方針を示した。 

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