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王位戦3連勝の藤井聡太棋聖に道場のファンも注目 将棋会館、ソーシャルディスタンス維持しつつ話題に

2020年8月5日 20時03分

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利用席が絞られた将棋会館の道場でも話題は藤井聡太棋聖

利用席が絞られた将棋会館の道場でも話題は藤井聡太棋聖

 藤井棋聖2冠に王手―東京・千駄ケ谷の将棋会館では5日、コロナ禍のため、王位戦の解説会などイベントは開かれなかったが、道場を訪れた人たちの注目は第3局の勝負の行方だった。
 道場は政府の非常事態宣言発出中は休業。6月から再開したものの、通常は140ある席数をソーシャルディスタンス維持のため、50席に縮小。担当者は「コロナ禍で道場は少々寂しいですが、最年少タイトル獲得に続く王位戦での藤井棋聖の活躍で、『孫に将棋を習わせたい』という人が訪れるなど、(2017年6月の)公式戦29連勝の時のようなムードが広がっています」と話す。
 道場で駒音を響かせていた小学3年生の柴﨑圭君(9)は友だちに誘われ、4歳から将棋を始めた。「藤井さんと僕は誕生日が同じ(7月19日)なんです。会ったことはないけど、僕もプロ棋士を目指しています。藤井棋聖は勢いがあるからこのまま王位も取ると思います」と憧れの存在にエールを送った。柴﨑君は「コロナのせいでスクールも少なくなり、オンライン教室とかで実際に対局できる機会が減ったのがつらいけど、藤井さんの活躍は励みになる」と笑顔を見せた。
 29連勝、タイトル最年少獲得と話題を集める藤井棋聖の活躍で、将棋会館はちょっとした観光スポットに。「将棋をしない人も来場される。王位戦でさらに盛り上がりそう」と担当者。先導する藤井棋聖は子どもから高齢者まで幅広い人気ぶり。担当者は「強いだけでなく、彼のキャラが大きいでしょう」とも。
 会館1階のオリジナルグッズなどが並ぶ販売部で一番人気は「進」の文字があしらわれた藤井棋聖の上扇子。タイトル挑戦が決まったときから販売が始まったが、「七段」と記された扇子の在庫は残りわずかという。新商品の藤井棋聖のマグネット、定番のクリアファイルなども人気だ。
 コロナの影響で、直接訪れる客だけでなく、最近はインターネット経由の販売が増え、「これからもオリジナルグッズの企画に知恵を絞っていきます」と販売部では藤井棋聖の連勝に早くも次の商品開発の準備に入っているそうだ。

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