「王の舞」人形、作者は誰? 美浜町歴史文化館、展示室の中心的存在

2020年8月5日 05時00分 (8月5日 12時08分更新) 会員限定
美浜町歴史文化館が作者を探している「王の舞」の人形=美浜町郷市の美浜町生涯学習センターで

美浜町歴史文化館が作者を探している「王の舞」の人形=美浜町郷市の美浜町生涯学習センターで

  • 美浜町歴史文化館が作者を探している「王の舞」の人形=美浜町郷市の美浜町生涯学習センターで
  • 池田直暁さんが堂々と披露した王の舞=美浜町宮代で
 美浜町歴史文化館は、同町の弥美(みみ)神社で営まれる「王の舞」を表現した人形の作者を探している。精巧な作品で、地元の子どもたちが「王の舞」について学んだ成果を紹介する展示室「祭礼学習の部屋」の中心的存在。展示物の中で作者が分かっていないのは人形のみ。渡辺直史館長(61)は「作者が明らかになることで『王の舞』を考え直すきっかけにしてほしい」と情報提供を呼び掛ける。(籔下千晶)
 「王の舞」は毎年五月、美浜町宮代の弥美神社の例大祭で五穀豊穣(ほうじょう)を祈って奉納される。県指定無形民俗文化財。てんぐの面と鳳凰(ほうおう)の冠、赤い装束をまとった人が笛や太鼓に合わせて舞う。人形は高さ約二十センチと小さめ。胴体は紙粘土製で、鳳凰の羽をビニールテープで表現するなど丁寧に作られている。現在は、作者を探すため同町生涯学習センター「なびあす」に展示されている。
 作者のヒントとなるのが美浜中央小学校。同校児童は、前身の弥美小時代の二〇〇一年から、民俗学者で町伝統文化継承アドバイザーの橋本裕之さん(59)=大阪府=に例大祭について習ってきた。学習の一環として神前への供え物をイメージした工作物や、研究の成...

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