アニメ志す人、ぜひ見て 桑名、京アニ放火事件犠牲者・渡辺さんの作品展示

2020年8月5日 05時00分 (8月6日 19時13分更新) 会員限定
渡辺さんが残した作品を見つめる土田さん=桑名市北寺町で

渡辺さんが残した作品を見つめる土田さん=桑名市北寺町で

  • 渡辺さんが残した作品を見つめる土田さん=桑名市北寺町で
  • 土田さんの教室で渡辺さんが作った黒猫の切り絵も展示する=桑名市北寺町で
 昨年七月の京都アニメーション放火殺人事件で犠牲になった同社美術監督、渡辺美希子さん=当時(35)=が手がけた背景画などが、桑名市内で展示されている。美希子さんの祖母の妹で、同市在住の切り絵作家土田節子さん(76)が、同社の許可を得て自身のギャラリーで企画。「これからアニメーション界を志す人にも、ぜひ見てもらいたい」と話す。 (谷村卓哉)
 作品は、美希子さんの業務用パソコンに残されたデータを印刷したもので、九月十八日から公開される「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の制作途中の背景画など十五点。同市の寺町通り商店街にある「くわな まちの駅」に土田さんが六年前から借りているブースで、美希子さんが制作に関わったカレンダーやポスター、個人で描いた年賀状のイラストとともに展示している。
 ヒット作の背景画を担当していたのは知っていたが、仕事内容はよく理解していなかったという土田さん。昨秋、美希子さんの地元であった追悼式の会場に展示された作品を間近に見て「こんなに作り込むものなんだ。自分の地元でも紹介したい」と考えたという。
 おととしに九十二歳で亡くなった兄の黒宮正栄さんらと、名古屋市内で...

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