クタベはがき 想い伝えて 障害のある作家が絵

2020年7月8日 05時00分 (7月8日 10時43分更新)
クタベのアート作品が印刷されたポストカード=高岡能町郵便局で

クタベのアート作品が印刷されたポストカード=高岡能町郵便局で

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県西部95郵便局が配布


 県西部の郵便局九十五局は、新型コロナウイルス感染予防を啓発しようと、疫病よけの力があるとされる立山の妖怪「クタベ」が描かれたポストカード二種類を、希望者に無償配布している。
 日本郵便県呉西地区連絡会の郵便局の企画で、キャッチフレーズは「Byebye567(コロナ)!Welcome!556(ココロ)♡富山のクタベで 大切なあの人に 想(おも)いを伝える」。クタベの絵は、高岡市のNPO法人「障害者アート支援工房ココペリ」で創作活動をしている作家の末永征士(まさし)さんと前田拓海(たくみ)さんが手掛けた。
 企画をとりまとめている同連絡会副統括局長(地方創生担当)の中佐也佳(さやか)・高岡能町郵便局長は「末永さんのクタベには魔よけの強いパワーがありそう。前田さんの作品は色鮮やかで明るい気持ちにしてくれる。郵便局は、一生懸命に創作している障害者のメッセージを発信できる場所でありたい」と話す。
 同連絡会の郵便局と県障害者芸術活動支援センター「ばーと◎とやま」(高岡市)の共同事業として、ココペリの利用者の作品を県西部の郵便局で巡回展示しており、ポストカードもその一環。
 一万枚作製し、各郵便局に二種類計百枚ずつ配布。希望者一人で二枚まで受け取れる。中さんは「大切な人に送ってもらうことで日ごろの感謝を伝え、少しでも癒やしになれば」と話す。(武田寛史)

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