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中日・梅津快投8年ぶり開幕カード勝ち越し呼ぶ「今年のドラゴンズは違うぞというところをしっかり見せたい」

2020年6月22日 07時00分

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自らマイクを手にしてヒーローインタビュー受け、笑顔を見せる梅津=神宮球場で

自らマイクを手にしてヒーローインタビュー受け、笑顔を見せる梅津=神宮球場で

 中日・梅津晃大投手(23)が21日のヤクルト戦(神宮)に先発し、7イニング無失点で8年ぶりの開幕カード勝ち越しを呼び込んだ。自己最多の108球。昨季4勝の2年目右腕は、さらに頼もしくなった。
 チームを8年ぶりの開幕カード勝ち越しに導いた立役者が顔を赤らめていた。「自分でマイクを持っているのがすごく恥ずかしいです」。無観客でのヒーローインタビュー。はにかみながらも、梅津がファンに向けた言葉は力強かった。
 「今年のドラゴンズは違うぞというところをしっかり見せたいと思っていたので、すごく苦しい投球だったんですけど、勝てて良かったです」
 1回、先頭の坂口を歩かせた。打席には2戦連続で1回に2ランを放っている山田哲。内角高めと外角低めをフルに使い、最後はスライダーでバットに空を切らせた。二盗も阻止し、三振併殺。流れを渡さなかった。
 「大野さん、吉見さんが外角を踏み込まれていた。内角を強気に攻めよう」。木下拓との打ち合わせ通り、一歩も引かない。6回には左中間に二塁打を放ち、自ら3点目のホームを踏んだ右腕。7イニングで自己最多の108球を投げ切った。
 3月中旬、中日屋内練習場のブルペンには焦る梅津の姿があった。オフに筋肉をつけたせいか、腕を振る感覚がつかめない。受けた赤田ブルペン捕手が「あいつがあんなに完璧主義だなんて思わなかった」と驚くほどピリピリしていた。
 転機は4月の活動休止中に訪れる。「前から興味があったので」。ネットで購入したのは米国のトレーニング施設「ドライブライン」が考案した重さの違うボール。けが予防に使い始めると、思わぬ効果があった。
 「あれのおかげでいい位置で腕が振れるようになった。挑戦がいい方向に出た」。この日もアップ冒頭に使ってマウンドへ。東洋大では1勝に終わった神宮に成長の跡を刻み、「この球場ではあまり勝ててないので、プロとして1勝できてすごくうれしい」と喜んだ。

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