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 天谷祥子さん死去 天谷学園理事長 調理師育成に尽力 87歳

2022年7月1日 05時05分 (7月1日 09時59分更新)

 天谷調理製菓専門学校を運営する天谷学園理事長で、調理師の育成に長年尽力した天谷祥子(あまや・さちこ)さんが二十九日、心不全のため福井市内の病院で死去した。八十七歳。自宅は永平寺町松岡兼定島三四の三の一〇。通夜は七月二日午後六時から、葬儀(近親者のみ)は三日午前九時から坂井市丸岡町一本田中三一の九の一、アスピカホール丸岡で行う。天谷学園と天谷家の合同葬とし、喪主は校長の天谷奈美(あまや・なみ)さん。
 一九五九(昭和三十四)年に「福井料理教室」を福井市町屋町に創設。七七年に「天谷調理師専修学校」に改め、八一年に「天谷調理師専門学校」に移行した。県内外の料理界で活躍する料理人やパティシエを数多く育てた。二〇〇六(平成十八)年に永平寺町に新校舎を設け、現在の校名に変更した。
 食を通じた国際交流や、地産地消をテーマに郷土料理の研究にも取り組んだ。産業教育功労者文部科学大臣表彰、瑞宝単光章(教育功労)を受けた。
 現北朝鮮の平壌の陸軍官舎に住んでいた時に終戦を迎え、幼い年齢で命がけで帰国。旧松岡町(永平寺町)で暮らし始めた。戦争体験で感じた食の大切さも、現代に伝えていた。

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