本文へ移動

名古屋在住タンゴ歌手ロベルト・杉浦が7月1日に地元で公演 コロナ禍契機に米欧で注目浴びる

2022年6月23日 14時40分 (6月23日 14時40分更新)
欧米で注目を浴びつつあるロベルト・杉浦

欧米で注目を浴びつつあるロベルト・杉浦

 名古屋市に住むタンゴ歌手、ロベルト・杉浦が七月一日午後七時から、名古屋市中区のアーク栄サロンホールで公演する。スペイン語圏のテレビやラジオに出演し、力量は本場のお墨付きだ。「タンゴには、世の中の不条理やうそを糾弾する熱情が凝縮されている。魅力を発信したい」と意気込んでいる。
 中学生のころにタンゴにはまった杉浦は、一九九三年にアルゼンチンに渡り武者修行。大家とされるタンゴ歌手のロベルト・ルフィーノの薫陶を受け「ロベルト」の名を授けられた。
 九八年から約十年にわたりプエルトリコ、米国、メキシコで活動。二〇〇〇年から約五年間、米国のテレビ局が制作しスペイン語圏の人々が視聴していた番組「サバド・ヒガンテ」にレギュラー出演し、人気を博した。
 流行の変化からタンゴを歌う機会が海外で減り、〇九年に帰国。「日本ではタンゴが十分に理解されない」と日本の歌謡曲なども歌ってきた。さらにコロナ禍でステージも激減した。
 転機は二〇年十月。ユーチューブなどに投稿した歌の動画を見たアルゼンチンのテレビ局からの依頼で、番組で動画を披露。「ロベルトって誰だ」「サバド・ヒガンテの歌手だ」とネット上で人気を呼び、南米、北米、オーストラリアやスペインなど約十カ国のテレビ局やラジオ局に動画や生配信で出演を果たした。
 「人生の暗部を見つめるタンゴは、コロナ禍の中でこそ胸を打つ」。一日の公演では、アストル・ピアソラの「我が死へのバラード」などを披露する。事前予約のみ4000円。サロンコンサート=電090(8077)4493(林啓太)

関連キーワード

おすすめ情報