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ひな4羽すくすく 小浜・国富で誕生のコウノトリ 体重測定、足輪を装着

2022年5月27日 05時05分 (5月27日 09時56分更新)
足輪の装着へ確保されるコウノトリのひな(小浜市提供)=小浜市国富地区で

足輪の装着へ確保されるコウノトリのひな(小浜市提供)=小浜市国富地区で

  • 足輪の装着へ確保されるコウノトリのひな(小浜市提供)=小浜市国富地区で
  • 目隠しをされ、個体識別の足輪を取り付けられるコウノトリのひな =小浜市国富地区で
 小浜市国富地区のコウノトリの巣塔付近で二十六日、今年生まれたひな四羽の足輪装着と検体採取があった。体重測定などで四羽とも順調に成育していることを確認。羽毛のDNA鑑定により、二週間程度で性別が判明する。 (鈴村隆一)
 四月十一日にふ化が推定され、成長した足の大きさが足輪装着に適したタイミングを迎えた。足輪により個体識別が可能になり、移動情報や配偶関係などが把握できるようになる。
 市や県、兵庫県立コウノトリの郷公園の職員、地元住民ら約二十人が協力して作業。巣を離れた親鳥の動向を監視しながら、高所作業車で高さ十五メートルの巣に近づき、中にいるひなたちを確保した。暴れないように目隠しをして箱に入れ、地上に降ろした。
 体重や体温、脈拍、呼吸数など測定し、血液と羽毛を採取。青と赤や緑と黄色など、上下で二色を組み合わせた長さ四センチ、直径二・二センチの金属製の足輪を左右両足に取り付けた。暑さなどで体力が消耗しないよう素早く作業を進め、一時間弱で四羽を巣に戻すと、心配そうに上空を飛んでいた親鳥がすぐに帰ってきた。
 四羽の体重は三〜三・九三五キロで、大きな体格差なく育っており、えさが豊富にあるとみられる。順調にいけば六月中か七月上旬にも巣立ちを迎える見通し。
 コウノトリは国の特別天然記念物。小浜市では昨年、五十七年ぶりとなるひなが三羽誕生し、今年も同じ巣塔で同じペアの親鳥が産卵した。二年連続の巣立ちが期待される。

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