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打撃マシン 先輩のエール 楽天・松井投手 穴水高に

2022年5月12日 05時05分 (5月12日 10時08分更新)

バッティングマシン(手前)で打撃練習に励む部員たち=穴水高で

監督「しっかり練習できる」

 穴水町の穴水高校野球部OBでプロ野球・楽天の松井友飛(ともたか)投手(22)が、同校にバッティングマシン一台を寄贈した。生徒数減で部員確保に悩む野球部だが、現在の部員数は十一人で、昨年に続き単独チームで夏の大会に挑む。夢をつかんだ先輩からの贈り物に感謝しながら、公式戦一勝を目標に部員たちは打撃練習に励んでいる。(森本尚平)
 マシンは時速百〜百五十キロの速球のほか、スライダー、カーブも投げることができる。左右投げにも対応。これまで部にはマシン一台があったが、老朽化が激しく、投げるたびにガタガタと音が鳴り、球もばらつきがあった。

穴水高OBの松井友飛投手

 同校野球部時代にこのマシンを使って練習していた松井投手は、花園修兵監督(38)とメッセージアプリ「LINE(ライン)」でやり取りして新たなマシンの寄贈を決めた。「毎日使ってもらえるとありがたい」と後輩たちにエールを送った。
 早速練習に使い、打撃力強化に取り組んでいる。大橋遼士(はると)主将(17)は「前のマシンと比べるとかなり打ちやすく、打席での考え方も変わってきた。自分が打って皆を引っ張っていきたい」と力を込める。
 本年度、二人の一年生が入部。そのうちの一人、東野魁仁(かいし)さん(15)は一八八センチの長身を生かし豪快に打球を飛ばす。小学二年から四年ほど野球をしていたが、中学時代はバスケ部。「野球がやりたい」ともう一度バットを握った。「どんな球でも打てる選手になりたい」と意気込んだ。
 高校から野球を始めた部員も多く、特に変化球への対応が大きな課題。花園監督は「きれいな球質で変化球も打てるので、しっかりとした打撃練習ができるのがありがたい」と感謝した。

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