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<わたしの転機>デンソーから脱サラ、ブルーベリー農園主 収穫の喜びを「起業」

2022年5月11日 12時08分 (5月11日 12時39分更新)

手塩にかけて育てたブルーベリーの花と畔柳茂樹さん=愛知県岡崎市のブルーベリーファームおかざきで

 愛知県岡崎市でブルーベリー狩り園「ブルーベリーファームおかざき」を営む畔柳茂樹さん(59)は、45歳で自動車部品大手のデンソー(同県刈谷市)を辞め、全く経験のなかった農業を始めた。農園は年60日の営業で約1万人を呼び込む観光スポットに。農園開設のセミナーも開き、起業を志す人を応援している。(佐橋大)
 デンソーでは、ボタン操作でドアの解錠などができるスマートキーの普及などを担当していました。四十歳で課長になると、事業の目標設定とフォローで多忙を極めて心のバランスを崩し、会社員生活に疑問を持つようになりました。
 組織に縛られず、好きなことを仕事にして、自分らしく輝きたい―。子どもの頃から動物や植物を育てることが好きでした。実家に農地があったので農業をやろうと決め、二〇〇七年に早期退職制度を使って脱サラしました。
 目指したのは、これまでにない斬新な農業。初心者でも育てやすく、収益性の高い作物を調べて、各地の生産者を訪ね歩きました。その中で、京都の農家で養液栽培されたブルーベリーを口にして感動し、これでいこうと決断。屋外で育てるので自然を感じて仕事ができ、イチゴなどに比べれば手間もかからない...

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