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児童養護施設職員 子の成長 やりがい実感

2022年1月7日 11時37分 (1月7日 13時37分更新)
 さまざまな事情で親と暮らせない子どもたちが生活する児童養護施設。困難を抱えた子もいるため、親代わりを務める職員の苦労も多く、その数は慢性的に不足している。しかし、長期にわたって子どもの成長に寄り添える、やりがいのある仕事でもある。職員はどんな働き方をしているのか。東京都内の施設を訪ねた。(石原真樹)

お絵描きする子どもを見守る職員=東京都杉並区で

 朝ご飯を作って子どもたちを起こし、登園・登校させる。記録など事務作業や買い出しを済ませ、子どもが帰宅したら宿題をさせ、入浴や晩ご飯を済ませて-。
 三~十九歳の子ども四十七人が六~七人のグループ単位で暮らす東京都杉並区の児童養護施設「聖友学園」。若松弘樹施設長(50)が語る子どもたちとの日々はめまぐるしい。子どもと親の面会交流、施設を出て自立する子の準備、自立後も連絡を取り合いさまざまな相談に応じる「アフターケア」も職員の仕事だ。
 職員は子どもと日常的に関わる児童指導員ら四十三人を含めて六十二人(非常勤を含む)。就学児五・五人につき職員一人などの配置基準は満たしているが、若松さんは「手厚い支援のためには、もう少し人数が必要」と話す。
 二十年職員として働き、七年前に施設長となった若松さん。虐...

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