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J2町田内定の佐藤大樹がFK優勝弾 法大4年ぶり5回目V「完璧なコース 自分でもビックリ」【大学サッカー】

2021年9月10日 06時00分

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13試合を消化したリーグ戦では6ゴールをマークしている法大FW佐藤大。得点ランキングでトップと4点差の3位タイにつける(C)JUFA/Reiko Iijima

13試合を消化したリーグ戦では6ゴールをマークしている法大FW佐藤大。得点ランキングでトップと4点差の3位タイにつける(C)JUFA/Reiko Iijima

 レフティーが劇的な一発で決着をつけた―。第45回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントは5日に決勝を行い、法大が4年ぶり5回目となる優勝を遂げた。2ー1で東洋大を下してのV。1ー1で迎えた後半ロスタイムに試合をひっくり返した。J2町田への来季加入が内定しているFW佐藤大樹(4年・札幌U―18)が優勝を決めるゴールを突き刺した。
 美しい弾道のシュートだった。ペナルティーエリアの右手前で自らが得たFK。狙いすました左足弾は東洋大が築いた壁を巻くようにしてゴール左隅に吸い込まれた。
 本来のキッカーは主将の田部井涼(4年・前橋育英)だが、大会初戦のウオーミングアップ中に負傷し、離脱を強いられた。いつもはFKのボールをゴール前で待ち構える身の“代役”佐藤大が見事な一撃を披露した。
 「(ファウルを)もらった瞬間、自分が蹴って決めるという強い気持ちを持ちました。まさかあんなに完璧なコースにいくとは思っていなかったので、自分でもビックリしました。日本一になれて、すごくうれしかったです」
 大会を棒に振った田部井からはキャプテンマークも託されていた。
 「完璧ではなかったですけど、全力で(ゲームキャプテンを)やりました。貴重な経験でした」
 前回優勝時の法大は上田綺世(現鹿島)を擁していた。明大との決勝は1―0。1年生だった上田の得点によって制したのだが、当時の上田の背番号20を継承したのが佐藤大だ。上田が2年生で佐藤大が1年生だったシーズンの後に譲り受けた。2人は同じポジションということもあり、上田の法大在籍時は居残り練習を一緒に励む仲だった。「20番、つけたいっしょ?」と上田に直接聞かれて受け継ぎ、それから3年間背負っている。
 「綺世くんを超えたいと思いながら、20番をずっとつけています」
 東京五輪代表FWの背中を追う22歳のストライカーは、11日から再開される第95回関東大学サッカー1部リーグ(東京中日スポーツ後援)での活躍も誓う。現在、チームは暫定首位。42年ぶりのリーグ制覇を狙う中、佐藤大自身も気合十分だ。「(総理)大臣杯のいい流れを止めずに、毎試合点を取るという強い気持ちを持ってやっていきたいと思います」と、チームに勝利をもたらすゴールを量産する気構えで挑む。

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