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育休復帰、働き方の転機に

2021年3月22日 05時00分 (3月22日 05時00分更新)
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い一気に広まったテレワーク。四月に産休や育休から復帰する父親や母親の中には、休む前とは大きく変わった働き方に不安を抱えている人も少なくないだろう。一方で、専門家からは「子育てをしながら自分にとって一番いい働き方を見つけるチャンス」という指摘も。育児世代の働き方が転換点を迎えている。 (海老名徳馬、吉田瑠里)
 一昨年十一月から産休・育休を取り、四月に復帰する愛知県内の女性(40)。出産前に働いていた営業職の現場は、業務の半分以上がテレワークに移った。「これまでは『足を使ってなんぼ』という働き方。テレワークは経験がないので不安」と打ち明ける。
 復帰を控えた二月下旬、ビデオ会議システム「Zoom」を使って上司と面談した。Zoomを使うのは初めて。テレワークでどう営業活動をするのか、顧客への企画の提案もオンラインか…。具体的な説明はなく「置いていかれた感じ」とこぼす。一年四カ月のブランクに加え、変化した働き方に「なじめるかな」と悩みは尽きない。
 不安をなくそうと気を配る企業もある。出社率を三割以下にした大手住宅メーカーの積水ハウス(大阪市)は、産休・育休中の社...

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