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野菜のソムリエの食彩記

コマツナ(2) ひと霜降りた冬 甘み増す

生育のよいコマツナは根が長く伸びている

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 コマツナは、アブラナ科の非結球葉菜の総称であるツケナ類の一種で、野沢菜や青梗菜(チンゲンサイ)と同じ仲間になります。

 カロテンを豊富に含む緑黄色野菜でもあり、多くの栄養価があります。特に野菜の中ではカルシウムが豊富で、歯や骨の健康を保つ働きがあります。ほかにも、骨の形成に関わるタンパク質を活性化させるビタミンK、利尿作用があるカリウム、貧血予防の鉄分、美容をサポートしてくれるビタミンCや食物繊維などが含まれています。漢方では緩下、浄血の効果があるとされ冷え症などにも良いとされています。

 一年中出回りますが旬は冬。もともと耐寒性が強く、霜や葉が凍っても枯れることが少ない野菜です。特にひと霜降りた12〜1月あたりは、甘みが増しておいしくなります。

 今回、取材協力いただいた浜松市西区伊左地町の夏目高明さんと鈴木義富さんの畑では、栽培時期に合わせて「菜々音(ななね)」「いなむら」「里ごころ」など、時期に適した品種を播種(はしゅ)されていました。温度と水管理に気を配りながら2〜3カ月かけて栽培し、新鮮なうちに近くの市場や浜松市北区細江町気賀にある産直「旬彩市」などに出荷して地産地消にも貢献されています。

 選ぶときは葉肉が厚く茎にハリがあり、できるだけ産地が近いものを選びましょう。葉脈が発達していないほうが、やわらかくいただけます。

(山城知美・協会認定野菜ソムリエ上級Pro.のクッキングサロンEruca主宰)

 

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