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野菜のソムリエの食彩記

ルッコラ(1) 栽培容易、味や香り楽しんで

ルッコラ多品種のミックスサラダ

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 イタリア料理の普及とともに知られるようになったルッコラ。さまざまな呼び名があり、英語や園芸分野ではRocket(ロケット)、イタリア語ではRucola(ルーコラ)、和名では黄花蘿蔔(キバナスズシロ)などと呼ばれています。和名にキバナが入りますが、花は黄色ではなく白か薄いクリーム色をしています。

 特徴はゴマのような風味があり、多少の辛味と苦味があります。ローマ帝国時代から栽培されており当時は、ほれ薬の効果があると信じられていたようです。

 現在のイタリアでは、多品種のルッコラの若芽を混ぜてサラダにしたり、ピッツァやカルパッチョなどのトッピングとしても使われます。チーズやバルサミコ酢、オリーブオイルなどの相性も良く、日本(もしくは国内と表記)では市販のミックスリーフによく含まれています。

 一年草で発芽率が高く、比較的病気にも強いのでプランターやキッチンハーブなどの家庭菜園でも栽培しやすいです。日当たりと水はけのよい場所を好み、有機質を多く含んだ栄養豊富かつ湿り気がある土壌が適しています。

 若芽の時は辛味が少ないですが、成長につれ辛味が強くなりやすいので、小さなうちに収穫すると食べやすいです。品種の違うルッコラを同時期に栽培して、味や香りの違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

(山城知美・協会認定シニア野菜ソムリエのクッキングサロンEruca主宰)

 

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