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野菜のソムリエの食彩記

ココナツ(1) 未熟なものは緑色

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 世界中の熱帯地域で栽培されているココナツ。ヤシ科の果実のひとつで、東南アジアが原産地です。

 さまざまな品種があり、小さなものは数センチ、大きなものは四キロを超えるものもあります。基本的に成熟するにつれて色が変わります。未熟なものは緑色で、品種にもよりますが、熟すにつれて黄色、橙黄(とうこう)色、灰褐色に変色していきます。一般的に未熟果で使われる品種は、収穫後の運搬がしやすいように空洞部分のかたちに沿って、えんぴつ型に削って出荷されます。逆に完熟果で使われる品種は、繊維質の茶色い皮を剥(む)き、白くてまるい中身を取り出してから出荷されます。甘みと香りを増すために一度、白くなった丸いココナツを焼く場合もあるようです。

 果汁の栄養成分は、カリウム、マグネシウム、鉄分などのミネラルが豊富です。カリウムには体内の余分な塩分や水分を排出し、むくみを抑える働きがあります。マグネシウムは筋肉疲労をやわらげる効果、鉄分は貧血予防と夏の疲れた体にはぴったりの食材です。

 ココナツオイルの人気に伴い、ココナツの独特の風味を知った方も多いと思います。近年人気のアサイーもココナツと同じヤシ科に属しています。外観はブルーベリーと似ていますが別種で、アサイーの分類はワカバキャベツヤシの果実になります。

(山城知美・協会認定シニア野菜ソムリエのクッキングサロンEruca主宰)

 

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