トップ > 中日新聞しずおか > 静岡地域版 > 地域特集 > 野菜のソムリエの食彩記 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

野菜のソムリエの食彩記

ニンニク(1) 料理に深み 食欲引き出す

多彩なニンニク。熟成発酵させた「黒にんにく」もある

写真

 栄養価が高く、抗酸化作用や滋養強壮食材としても知られているニンニク。イタリア料理や中華料理では欠かせない野菜で、特有の香りが料理に深みを持たせてくれて、食欲を引き出す効果があるといわれています。

 一般的に鱗茎(りんけい)(地下茎)が大きくなったものを食べますが、茎にんにくとも呼ばれる「にんにくの芽」や、若い葉を食用にする「葉にんにく」、芽のつぼみを天ぷらなどに使う「花にんにく」など多くの部位を食べることができます。

 鱗茎部分では熟成発酵させた「黒にんにく」が、普通のにんにくよりも抗酸化作用が高いため人気があります。しっとりやわらかい食感と臭いが控えめで、糖度が高く甘酸っぱいので「フルーティーにんにく」とも呼ばれています。

 一般的にニンニクとして流通している品種は「壱州早生(いっしゅうわせ)」や「上海早生」などの鱗片が多く少し小さめなタイプで、中国産も多く出回っています。国内産では青森県産が約八割を占め、代表種の「福地ホワイト六片」は白くてふっくらと丸みがあり、鱗片が大粒なものが多く、加熱するとホクホクになります。

 選ぶときは、外皮がしっかりと乾燥していて硬く、ずっしりと重みがあり、一片ずつが均等にふくらんでいるものが良品です。持ったときに軽く感じるものは、中身まで乾燥していることがあるので避けましょう。芽が出ていたり、皮が茶色になっていないか、お尻の部分にカビがないかなどもチェックします。

(山城知美・協会認定シニア野菜ソムリエのクッキングサロンEruca主宰)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索