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女のティールーム

手縫いのねこはんてん 幸せな時間 生きがいに

主婦 弓桁 淑子さん(磐田市)

書家・画家重富希公子

写真

 磐田市には二十二の交流センターがあって、地域の拠点として市民活動を支援し、地域力向上のためにさまざまな事業を行っています。中でも生涯学習の場である「学びの庭」は、各交流センターが企画し、薬膳料理や親子お菓子作り、浮き文字、絵手紙、体操、歴史探訪など多彩な講座が開設され、市民は学びたい講座を選んでいくつも受講できます。

 昨年竜洋交流センターで行われた「ねこはんてん作り」は七十の私にぴったりの講座でした。

 ねこはんてんはすべて手縫いで作りますが、講師の先生の急がない、丁寧なご指導に、なんともいえぬ幸せな時間をいただきました。

 長野では「南木曽ねこ」と呼ばれている背中が温かい綿入りはんてん。震災に遭って宮城県石巻市の復興公営住宅に暮らす友人に贈ったところ「こちらでは『つんぬぎ』って言うんだよ。軽くてあったかくて早速着ているよ」と喜んでいただきました。若いころに着た着物を一枚一枚ほどいて「今度は誰にプレゼントしようかなあ」と針を運ぶひとときの幸せなこと。出来上がると叔母や友人に届けています。二年前に入門したホームソーイング講座とともに、私の生きがいとなったねこはんてん作り。年を重ねても探せば自分に合った楽しい学びが見つかるもの。今年も「学びの庭」で新しい経験と出会いを楽しみたいとワクワクしています。

 

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