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女のティールーム

駑馬十駕の教え 意欲充実 学び続ける

無職 小畠 睦子さん(静岡市清水区)

書家・画家 重富希公子

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 新しい年が明けた。澄み切った青空を仰ぎながら心新たに誓う。

 「さあ、今年は新しい学びに挑戦だ」

 思えば十年前にさかのぼる。いろいろな趣味を持ち仲間もいろいろ…。しかし趣味はあくまで趣味であり、私の心の隙間を埋めてはくれず、一種の物足りなさにいら立っていた。読む、つづる、童話作り、川柳、一連の活字の世界だ。活字大好きな私の趣味の世界も狭いものだ。

 六十代後半、矢も盾もたまらず「漢字能力検定」に初の挑戦で二級合格。準一級、念願の一級合格にはさすがにバンザイと叫んでいた。以後私の目的意識は高まるばかり。姓名鑑定、ニュース能力検定三級、昨年には日本語能力検定の準二級に合格を得た。自慢をするわけでは決してない。ただことわざにもあるごとく「駑馬十駕(どばじゅうが)」の教えである。何の取りえもない自分にも、やる気、根気、忍耐、継続が身に付いた。今年は新たにまた学び、勉強を続けるつもりなのだ。検定協会事務局に資料を送ってもらい、ただ今書店に問題集を注文中…。

 「そんなモン自己満足にすぎないよねー」

 大きなお世話と言いたい。陰口ねたみは気にしない私だ。もうすぐ七十四歳、ますます元気。

 「灰になるまで学び心は失わず」。意気と意欲満載の白髪バーバーなのだ。

 

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