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女のティールーム

手書きの年賀状 真心を込めた言葉添えて

丸山 せつさん(島田市)

書家・画家 重富希公子

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 今年の年賀状は全部手書きにしようと心に決めて、年賀状六十枚を買い求め、早くから書き始めました。「あけましておめでとう」を赤で、絵の方はセンリョウを描きました。葉は緑、赤い実に金粉を散らしたので、キラキラと光ってきれいでした。下段にはかわいいニワトリの絵を描きました。

 相手の顔を思い浮かべ、真心込めて相手の人の名前を入れたメッセージを書きました。全部完成したときは自分ながら良く書いたと自分を褒めました。家の中に並べて毎日住所や名前が違っていないかと眺めていました。

 十二月八日、郵便局で投函(とうかん)したときにはほっとした気持ちと少し寂しい気分になりましたが、きっと皆さまが喜んでくださると信じました。

 元日にはたくさんの年賀状が届き、感動しました。かわいい子供さんの写真が載った年賀状、素晴らしい版画の年賀状。きれいな絵手紙に筆で「せっちゃんの絵手紙に元気が出た」と書いてある人。「いつまでも元気でいてね」とも書いてあってうれしくなります。

 めいたちや身内の物には私の絵手紙をテレビで見たよと書いてあって、涙が出るほどうれしくなりました。十四年ほど前に絵手紙教室で優しい男の先生に教えていただき、NHKの絵手紙の番組で今まで何十回も放送していただいたので、大勢の皆さまから見ましたと声を掛けていただきました。

 去年の四月で教室に行くのを引退したら、先生やお友達に「テレビで見ているからね」とうれしいお便りを頂きました。こうして全部手書きで年賀状を書けるのも先生に教えていただいたおかげと感謝します。ご恩を忘れずにずっと絵手紙を書いていこうと思っています。

 

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