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お茶漫歩

喫茶文化 日本茶 今も進化中

内藤旭恵 静岡産業大情報学部専任講師 藤枝市在住

 「喫茶文化が根付いた地は『銀座』なんです」とお話しくださったのは、法政大で長く教授を務めた岡本哲志先生です。NHKテレビの紀行バラエティー番組「ブラタモリ」への出演回数最多の方です。

 その銀座の喫茶文化をけん引してきたのが、一九〇二(明治三十五)年、日本で初めてソーダ水やまだ珍しかったアイスクリームを製造、販売する店として開店した「資生堂パーラー」です。

 明治時代の近代化の中で築かれた銀座のレンガ街を、コンピューターグラフィックスの最新技術を用いて再現したのは、早稲田大の坂井滋和教授です。私を喫茶と建築の世界へ誘ったのはこの二人の先生だったのです。

 紅茶やコーヒーを中心に始まった近代の喫茶文化も今では、変貌を遂げ、日本茶もワインボトル入りの「高級ボトルティー」といった新しい楽しみ方が生まれました。

 茶飲料メーカー「ロイヤルブルーティージャパン」(神奈川県茅ケ崎市)の高級ボトルティーは一本二千八百〜六十万円と高価ですが、人気を呼んでいます。香港やシンガポールなどの海外でも親しまれるほど成長しました。

 県内の日本茶カフェを私に教えてくれたのは、静岡産業大で同僚の永田奈央美専任講師。掛川市や牧之原市などの日本茶カフェで「かわいい」と思わせるお茶の楽しみ方を見聞きしました。

 日本茶は絶えず変化し、まだまだ大化けする可能性があり、楽しみでなりません。

    ◇

 お茶漫歩は今回で終了します。

 

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