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お茶漫歩

共同研究 観光ツアー企画も

内藤旭恵 静岡産業大情報学部専任講師 藤枝市在住

 先日、中国の大連に出張しました。旧南満州鉄道の本社を訪問し、茶を鉄道で輸送したということを知りました。戦前や戦中は、お茶は軍人か高貴な人しか手に入らなかったそうです。

 しかし、今では誰もが日々親しむ身近なものになりました。茶は魅力がいっぱいです。私は勤務する藤枝市の静岡産業大情報学部で、複数の研究者と共同でお茶に関連する研究をしています。

 「爆買いを呼ぶおもてなし」という本を出版した中国出身の柯麗華准教授とは、茶摘みや製茶体験を盛り込んだインバウンド観光ツアーを企画しました。藤枝や島田の中山間地域の魅力を世界に発信するためです。五月十三日と六月十日に「藤枝おんぱく」の行事として実践する予定です。

 韓国出身の金炯中(キムヒョンジュン)准教授は「未来を創造する国際マーケティング戦略論」という本を出版した国際マーケティングの専門家。専門知識を生かし、高級ボトリングティーの国際展開に関する研究をスタートさせようとしています。

 土居繭子専任講師とともに二〇一二年にスタートさせた茶観光の研究が、地域に目を向けるきっかけとなりました。地域の資源を掘り起こす活動に進展しています。

 経営学に詳しい新任の太田裕貴専任講師も交え、新しい取り組みができないか模索しているところです。茶という素材は、さまざまな方向からアプローチできる、興味深いコンテンツであると言えます。

 

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