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お茶漫歩

静岡との縁 家康公に呼ばれる夢

内藤旭恵 静岡産業大情報学部専任講師、藤枝市在住

 東京生まれ東京育ち、縁もゆかりもコネもない静岡に来たのは二〇一二年です。静岡産業大情報学部(藤枝市)の専任講師となり、五年になろうとしています。

 お茶や徳川家康、歴史的建造物などを題材にコンピューターグラフィックスを使って、産業や文化、歴史などが誰にも分かるように表現する方法などを研究しています。

 徳川家康公に駿府城に呼ばれる夢を見た朝、採用通知が届きました。今にして思えば、その運命は小学一年生の時に、既に決まっていたのかもしれません。

 府中市の実家で当時、蔵の大掃除を手伝っていた時、人生の中で忘れられない大きな出来事がありました。家康公にまつわる古文書が梁(はり)の上に縛り付けてあったのです。

 早速、近くの府中市郷土の森博物館の学芸員に解読してもらいました。家康公が亡くなった後、み霊を久能山東照宮から日光東照宮へと移送した時に、一行が宿泊した宿場町とその日付、手伝った人数などが記された行程表と、判明しました。

 私が人生で静岡を認識したのは「駿河国」や「駿府」「久能」といった文字を巻物で見た時からでした。

 静岡産業大に着任すると、間もなく、上司から県の公募研究があるので、お茶をテーマに取り組んでみないかと、提案があったのです。そこから、お茶研究の日々で、今ではどっぷりお茶のとりこになりました。

 

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