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お茶漫歩

日本茶アワード 消費者目線で魅力世界に

中村順行 県立大茶学総合研究センター長、島田市在住

 今年も全国的な茶品評会「日本茶アワード」の出品茶の募集が始まりました。この品評会は消費者目線に立ち、時代に合ったお茶の発掘と創造を通じ、日本茶の魅力を世界に伝えることを目的にしています。

 三回目の今年は、茶の消費動向に鑑み、参考出品部門には抹茶、粉末茶、ナチュラルフレーバーに加えて水出し茶が新設されました。冷たいお茶と温かいお茶とは、浸出される成分のバランスが変わり、香味だけでなく機能性も異なってきます。

 健康な身体づくりのキーワードとして免疫力が注目されていますが、水出し茶は免疫力に関係する成分が増えると注目されています。

 業界の活性化とお茶の品質向上のため、多くの出品があることを願っています。出品に当たり、生産者や茶商は、消費者好みのお茶にターゲットを絞り、技術の向上を図ります。

 飲んでおいしく、香り高いお茶が生産されているのかどうか。自慢のお茶が消費者に受け入れられるのかどうか。審査員には緑茶関係者に加え、コーヒー、紅茶、中国茶、食品分野からも参加し、多角的に評価される予定です。

 そして、最終的には消費者が日本茶大賞を選びます。生産者や茶商が生み出した新しいお茶を消費者が育て上げる。この両者の関係を盛り上げてこそ、日本茶の持つ幅広い魅力がより一層深化していくものと感じています。

 

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