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学校がつなぐ仲間たち

着衣泳で水難事故防止 焼津市大井川南小学校

着衣泳の講習会で大の字になって浮かぶ児童=焼津市の大井川南小で

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 水着ではなく、普段着でプールに入る。「無理に体を動かさないで。疲れちゃうから」。海上保安官の指示に従い、大の字であおむけに浮かぶ児童からは「気持ちいい」の声が上がった。

 七月中旬、着衣泳の安全講習会が開かれ、六年生八十八人が参加した。水辺での遊びが盛んになる夏休みを前に、海難事故の防止のため、清水海上保安部が県教委と日赤県支部と連携して実施した。

 六〜十人ずつの十グループに分かれて開始。「大きく息を吸って、あまりしゃべらない方が楽に浮けるよ」と助言を受けながら着衣泳に取り組んだ後、ペットボトルやビニール袋が浮輪代わりになることを体験した。

 一・五〜二リットル用のペットボトルや空気を入れて縛ったビニール袋を手に持って体を支える練習では「楽だ〜」「すごーい」の声が漏れた。友だちが溺れた時を想定し、ペットボトルを投げ入れる練習もした。

 終わりに、グループの代表が救命胴衣を着用して泳いだ。海上保安官は「救命胴衣があれば、簡単に浮かべて助けを待てる。船に乗ったり、海に行ったりする際は必ず着けてください」と呼び掛けた。吉田真衣さん(11)は「服を着て泳ぐのは想像以上に難しかった。万が一の時は、学んだことを生かしたい」と話した。 

(山田雄之)

【焼津市大井川南小学校】

畑宏明校長

児童数429人

焼津市吉永490

 

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